地デジアンテナを自分で設置してみた

GWに天気が良かったので、かねてより立ててみようと思っていた地デジ用のUTFアンテナを設置してみました。
僕自身、アンテナや電気工事の知識があったわけではありませんし、大学が専門だったってこともありません。
ネットで調べる限り、なんとなく自分で出来るんじゃないかって思ったのがきっかけです。


 

現状調査

まずアンテナがどのような構成になっているか調べます。
屋根に登って確認したところ僕の家はこんな感じでした。

VTFアンテナと入れ替えてもよさそうですが、アナログで見ているテレビもあるので混合することにします。
僕の家は8台のテレビに分配しているので、この際ブースタも取り付けてみます。(ブースタ無しでは3〜4台が限度とのこと)


ということで↓がAfter図です。

 

準備

必要なものをネットで注文。
 
◆買ったもの

  • DXアンテナ 地上デジタル放送用 平面アンテナ UAH800 … 価格.comAmazonでのユーザ評価が高かったので。
  • DXアンテナ 家庭用ブースタ BM33L1             … 電波の増幅よりはVTFとUTFの混合がメインの目的。
  • DXアンテナ 家庭用2分配器                  … 一部分配器に劣化があったためこの際交換。ついで。
  • DXアンテナ 同軸ケーブル 5C-FVS-20A          … 太さが5Cのが電波が減衰しないとのこと。

相性とか、無いと思いますがメーカーを揃えてみました。
3日くらいで到着。計17,000円くらいでした。ブースタでなく混合器を使う場合はもう少し安くなると思います。

 

設置

屋根に登ります。
 

手前に見えるのが分配器です。
 

これまではVTFアンテナから直でつながっていた分配器ですが、間にブースタを経由させます。
アンテナからのケーブルをブースタのVTF入力端子に、ブースタ出力端子に新しくケーブルをつないで
分配器の入力端子につなぎ変える感じです。
 

ブースタの設定は、VTF/UTFの入力スイッチを「別」に切り替えるだけです。他の設定はいじっていません。
この時点で映りの悪かった日テレ(アナログ)がブースタ効果できれいに映るようになりました!
 
いよいよ地デジ用UTFアンテナを設置です。


最初は壁に直接ネジ止めしようと思っていましたが、現アナログ用VTFアンテナのマストがいい感じだったので、
マストにはさむ形で固定します。(アンテナ同士は1m以上離す必要ありとのこと)
  

あとはUTFアンテナからのケーブルを、ブースタのUTF入力端子につないで完成。
 

見た目も結構素敵です。
 
ようやくテレビのアナログ表示が消えました。
僕の家は東京タワーまで15kmくらいですが、ブースタの効果か受信レベルも各局96出ています。


まとめ

一番時間がかかったのは事前準備で、設置を始めてからはそれほど時間はかからず2時間くらいでできました。
設置してから数日経ちますがブロックノイズなどは一度も見ていません。
時間があって、設置費用を節約したい方には結構オススメです。